手話通訳について
一昨日の女性会議の講演では、手話通訳の方が三人ついて、交代で手話通訳をしてくれた。三人の方はボランティアだ。
改憲のような内容の講演を、手話通訳するのは、かなり大変らしい。通訳の方の間で、憲法の用語をどのように表現するのか、話し合っておられた。
集会などで参加の障害を下げる試みは、徐々に拡大している。先日の選挙学会でも、発言を同時に入力してインターネット配信していた。
おそらく講演や学会など、長時間にわたる専門性の高いものは、インターネットを介した文字による同時中継が、より正確なのではないかと、素人考えだが思う。もちろん会場の設備の制約もあるが、入力ボランティアは、手話通訳の方よりも負担が少ないし、募集しやすいだろう。
誤解されると困るが、もちろん手話の有用性を否定しているわけではない。技術(手段)には、「向き、不向き」があるだろうということだ。
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コメント
こんにちは。
はじめてコメントさせていただきます。
>インターネットを介した同時中継
このことを、「要約筆記」といいます。
昔はOHPを使い、手書きで行っていましたが最近はパソコンを使います。
http://www.normanet.ne.jp/~zenyoken/zenyoken_index.html
私は要約筆記に関わっていないのですが、けして募集しやすいものではないと思います。
発表されたものを、ただ文字にするわけではなく意味を捉え、要約する必要があるからです。
例えば、発言者が「それは、間違いだ」と言ったら「それ」とは何をさすのかがわかるように筆記します。
聴こえないヒトがみんな手話がわかるわけではありません。
同じように手話ができるヒトがみんな日本語をきちんと理解しているわけではありません。(判りにくいと思いますが)
中途失聴者には、手話通訳がついてもわからないヒトがいます。
日本語が母語だからです。
逆に、手話が母語の先天性失聴者の中には日本語で書かれるより、手話の方が判り安ヒトもいます。
なので、本当は手話通訳と要約筆記両方あるとどちらのヒトも理解できるので便利だと思います。
投稿: ドシル | 2005年5月26日 (木) 16時00分
丁寧に教えてくださり、ありがとうございました。
手話と要約筆記の両方が最善なんですね。
福岡で私の講演に手話がついたのは初めての体験だったので、素人の思いつきを書いてみたところ、このような貴重なコメントがいただけて、良かったと思います。
ちなみに要約筆記を導入していた選挙学会は名古屋でした。
まだまだ地域によって人材の格差が大きい面もあるでしょうね。
投稿: いずみ | 2005年5月26日 (木) 21時02分